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INTERVIEW 02

お客様を第一にその思いが店舗を作る
フォーエル三郷店 店長
餅﨑 巧実|Takumi Mochizaki
2017年入社
ブランドの軸にある「お客様目線」

はるやまといえばスーツというイメージが根強いですが、フォーエルは身体の大きな人を対象としたカジュアル衣類を中心としたお店です。しかし、単純に幅広いサイズを取りそろえているだけではありません。身体の大きな方にアンケートを取り、ご要望やお悩みに基づいた商品を開発しているのです。もちろん私たち店舗スタッフも同じ思いでお客様に接しているので、フォーエル事業部全体を挙げて「お客様の立場になって考える」というカルチャーが根付いていると感じます。リピーターのお客様が多いのも、こうしたお店の方針を好きになってもらえているという背景があるのかもしれません。
フォーエルで働くおもしろさの一つに、はるやまという基盤を生かしながら、幅広い商品を取り扱うことができるという点があります。接客スタイルは基本的に各スタッフにおまかせ。店長として販売方針を示すことはありますが、お客様と接するときはとにかく会話を楽しむことを念頭に置いてほしいと伝えています。自然な会話を通してご要望が見えてくることもありますし、押し売りではなく、お客様が真に求めるものを提案できたときは私自身もうれしくなるものです。

小さな積み重ねの先にある達成感

店長は他のスタッフとは異なり、販売に加えて主体的に店舗を運営していかなければなりません。その業務はスタッフのサポートやスケジュール作り、新商品を置く場所の指示出し、売り上げの分析など多岐にわたります。私は店長としての経験が浅く、まだまだ売り場づくりの引き出しが多くないところが課題です。近隣の店舗にはベテラン店長が何人もいらっしゃるので、アドバイスをいただきながら日々改善に努めています。売り上げの振るわない商品も、配置や見せ方をひと工夫するだけで、手に取ってくださるお客様が増えたこともありました。うまく売り上げアップに寄与できたときは「自分のやってきたことは正解だったんだな」と手ごたえを感じますね。売り場作りにとどまらず、店長の仕事は一気に結果を出すというよりも、地道に積み上げたものが長い時間をかけて成果に結びつくことが多いです。その達成感も、店長ならではの大きなやりがいとなっていますね。

人を大切にする精神が、脈々と受け継がれている

今でこそ店長をしていますが、はるやまに入社するまでは接客どころかアルバイトの経験もありませんでした。実は学生時代、箱根駅伝に出場するほど長距離走に打ち込んでいたので、スーツにかかわるのも販売や接客をするのも初めてでした。それでも入社後に配属された店舗で一からノウハウを養い、時には先輩社員の接客を参考にしながら、少しずつスキルを磨くことができました。このとき教わったことが「お客様という『人』と自然に会話する」という私の接客の原点になっています。
思えば、入社を決めたきっかけも「人」でしたね。就職活動中にお話した社員がとても気さくな方で、二度目にお会いしたときも前の会話を覚えていてくださったのです。それに感動して「こんな素敵な人たちと働きたい!」という一心で入社してみると、その期待を上回るほど皆さん優しく、仲が良い企業だったので驚きました。店長会議やマネージャーとのミーティングといった場で、積極的に若手の意見に耳を傾けてもらえるのもありがたいですね。自分もそんな先輩方にならい、これからは後輩の育成にも注力していきたいです。

私のもうひとつの「夢中」我が子の成長を見守る

私の夢中といえば、最近生まれたばかりの我が子です。日々成長する姿を眺めたり、抱っこしたりするのが今の一番の楽しみですね。子どもの誕生を機に育児はもちろん、家事もこれまで以上に頑張るようになりました。現在の店舗だとシフトに早番と遅番があるので、早番のときは退勤したあと、遅番のときは出勤する前と、時間を活用して取り組むようにしています。これからも子どもとの時間を糧にして仕事に励んでいきます!